本川越の洋菓子店「パティスリー・ティティ」がオープン。以前、洋菓子店「Chouette（シュエット）」があった場所で、さらにその前は洋菓子店「RICHE（リッシュ）」が営業していました。リッシュ時代から地元川越で愛されていて、オーナーが閉店を決める度に、職人や味を新しいオーナーが引き継ぎながら、バトンをつなぐように店を変えて営業してきたそうです。パティスリー・ティティもその流れをくむお店で、「先代が培った技術を活かし、懐かしい味の復刻やレシピに少しのいたずらを加えておいしさを追求していきます」とのこと。「titi」はフランス語で「いたずらっ子」という意味。「titi」という名前のお店のキャラクターが可愛いです。

　お店の定番メニューのひとつ「くらづ栗」は3種類のスポンジと、フランス産の栗と和栗の2種類を使ったクリーム、形は蔵づくりのまち・川越にちなんで「蔵」の形に見立てたちょっと変わったモンブラン。ネーミングも面白くてかわいい！濃厚だけど優しい甘さのマロンクリームがクセになります！「ロッシェ」という、「岩」を意味する名前のシュークリームも人気。シュー生地のまわりを「フォンセ生地」というザクザクの生地で包み、中のクリームはラム酒をほんの少し利かせ、バニラビーンズを入れたカスタードと生クリームを絶妙なバランスで配合。生地の食感と香りの良いクリームがおいしいハーモニー♪リピーター続出だそうです。

　スタッフさんのお店への愛やこだわりも感じられて、アットホームな雰囲気でお買い物もしやすいです。洋菓子店では珍しくアクセサリーなどの販売もしていますよ。きっと今までと同じようにお客様に愛されるお店になりますね。

　店内にはカフェスペースもあります。駅近でわかりやすい場所にあるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

　※2021年9月の記事です。お店の最新情報をご確認の上おでかけください。